はじめてのApex:Hello world !

プログラミング言語で最初に書くコードというと「Hello world !」を出力するというのが定番ですよね!
SalesforceのApexでも、まずはこの“伝統芸能”からスタートします。
でも、ここはシステム2課――一筋縄ではいかないのです……。


目次

🔰 ApexでHello world !

Apexで「Hello world!」を出力してみよう
Salesforceでは、ApexというJavaに似た構文の独自言語を使って、ビジネスロジックやカスタム動作を記述できます。まずはApexコードを試すためのツール――開発者コンソールを開きましょう。

🔧 ステップ1:開発者コンソールを開く

  1. Salesforceの画面右上、歯車アイコン(⚙️)をクリック
  2. メニューから「開発者コンソール」を選択

開発者コンソールは、Apexコードの実行やログの確認、テストの実行などが行える開発者向けの強力なツールです。

💻 ステップ2:「実行匿名ウィンドウ」を開く

1. 開発者コンソールが起動したら、上部メニューから
[Debug][Open Execute Anonymous Window(実行匿名ウィンドウを開く)] を選択します。

2. 以下のコードを入力(または、コピー&ペースト)してください:

System.debug('Hello world!');

3. 「Open Log」チェックボックスに✔を入れた状態で「Execute(実行)」をクリックします。

📜 ステップ3:ログを確認する

1. 実行が完了すると、自動的にログが表示されます。(表示されない場合は「Logs」タブを開いてください)

2. ログ内に次のような行が出力されていれば成功です。

USER_DEBUG [1]|DEBUG|Hello world!

✅ 解説:このコードの意味

System.debug('Hello world!');
  • System.debug() はApexでログにメッセージを出力するための命令です。
  • 引数の 'Hello world!' がそのままデバッグログに表示されます。
  • 実行時のログレベル設定によっては表示されないこともありますが、デフォルトでは表示されます。

🌟 ノックスの格言

「コードの第一歩は、世界へのごあいさつ。
だが、その言語の“言葉”で話しかけなければ、通じることはないのです。」

(英語訳:”On Nectarus-Ova, even greetings require the right frequency—otherwise, the stars remain silent.”)
(原語訳:”Nectaria-Ovath, talonari veth soarun’kai zeneth mustari fael’un—norai ven thalor, elai ven trevan.”)

💡 さやかの学びメモ

デバッグ出力は、Apexでは System.debug()

開発者コンソールを開いて、ログを確認する習慣をつけよう!

「Hello world!」で出なかったときは落ち込まず、冷静に見直す!


では、また次回の 異星人Salesforce講座 でお会いしましょう!👽✨

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